会計事務所の売上は数値化できて貢献度が分かりやすかった

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多くの会計事務所は「顧問料×顧問数」で事務所の売上が成っています。
なので、事務所全体の売上もざっくり分かります。
と、同時に自分が担っている仕事の売上も分かります。
「自分はいくらなのか?」と数値化できるのが良かったです。
私は雇われるなら「会計事務所<企業の経理」というスタンスですが、会計事務所出身で良かったことについて書いていきます。

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自分の売上が分かるのはメリット

会計事務所で自分がやっている仕事の売上が分かるのはメリットです。
その仕事を取ってきたのは私ではなく会計事務所の所長ですので、一概に自分の売上と考えるのは無理がありますが、あくまで一つの考え方として。

年間報酬50万円のお客様が20件あれば、売上1,000万円になります。
さらに個人の確定申告料金があれば、追加の売上もあります。
単価や件数で、売上は変化していきます。

このように自分がやる仕事で、売上を測れるのはメリットが大きいです。
上場子会社経理に転職して感じました。

 

組織が大きい経理では貢献度が分かりにくい

・ルーティン業務
・検印業務
・営業からの質問対応
・監査法人との意見交換
・営業からの相談に答える
・決算、申告業務
などありましたが、それぞれの仕事に値段を付けるのは難しかったです。

求人情報を見ても、「TOEIC〇〇点以上、子会社の管理ができる⇒年収〇〇万円」とかあります。
どうやって年収決めているのか分かりませんが、あくまで相場なんじゃないかなと思ったりもします。

経理や人事は、管理部門なので余計に貢献度を数値化するのは難しいですね。
”仕事できる、できない”の線引きくらいはできますが。

結局は、利益の出やすい会社・業界に居ることが給料の上がる道かもしれません。
利益が出なければ、人件費も出せないことになるので。

 

自分の市場価値を意識し続ける

サラリーマンあるあるかもしれませんが、「上司はオレの価値を分かってない・・!」ってやつです。
そういうこと言う人に限って仕事できなかったりするのですが・・

経理や人事のような管理部門でも、自分の市場価値を上げる意識で仕事すると良いのかなと感じます。
前述したように、給料は相場、社内的なもの、会社が儲かってるのかで変わってくるとは思います。
ただ、3年、5年先のことを考えると「意識」ひとつで良い方向に持っていけると信じています。

英語ができる、資格がある、というのは目に見える強味ではあるのですが、自分の価値や貢献度を意識することも、同じくらい大切です。

会計事務所で自分の売上を測定できたので、企業の経理に転職しても「自分の仕事は売上に貢献しているのか?」という意識を持つことができました。
そこは会計事務所出身のメリットかなと感じます。

実際にのところ企業の経理では、会計事務所のように簡単に「顧問数×顧問料」で計算できないので、不可能でしょう。
ただ、「意識くらいは高く持て」ということかなと思っています。

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