ここがおかしい?会計事務所業界シリーズの第2回目。
今回は「みなし残業」です。
私が経験した2つの事務所はどちらも、みなし残業制度でした。
今は変わっているかもしれませんが。
基本給の中にすでに残業代〇〇時間分の残業代が含まれている給与体系です。
残業代が含まれてるから給料高いのかと思われるでしょうか。
私の場合は、残業代込みで4年生大学の初任給くらい・・
みなし残業時間を超えるときに残業代が出るかは、それぞれの事務所でスタンスが違いましたね。
転職前にみなし残業の説明を受けました。
・外回りの時間が多くてそこでは仕事していないから
・私用の電話したり、買い物もするだろうから
社会に揉まれていなかった私は「そんなものかな~」と思っていましたが、徐々に受け入れられなくなりました。
そもそも外回り中は仕事していない、仕事できないというのは事実なのですが、それって職場の指揮命令で外回りしていますからね。
それを「仕事していないから」と言うのはちょっと違う気が・・・
途中から外周りを減らしました。
オンライン打合せがなかったので、PDFで資料を送って電話にしたりはしていました。
外周りすると仕事していない時間があると思われるくらいなら、事務所でカタカタと事務仕事や電話打合せすればいいやと思って。
独立して外出時間が多いと「意外と仕事してないな~」と思いますが、それは独立している人と雇われている側では立場や考え方がそもそも違います。
会計事務所で「自分のお客様のつもり」で接することが難しいと感じた場合の考え方
私用で仕事しない時間もある、というのも納得できているようで、納得できなかったですね。
私用の電話やメールしていました。子どもが産まれたばかりだったということもあり、連絡が割と頻繁に。
仕事中にスマホ触るのは良くないのは確かなのですが、みなし残業の範囲かなと感じていました。
あるとき飲み会の席で「そんなに連絡来るものなの?」と言われたので「じゃあ何のためのみなし残業なんですか?」と逆質問。
特に回答はなくうやむやに。
もちろん私も仕事中にスマホ触る時間が長いのは良くなかったですが。
その反省もあり子会社経理では、スマホをデスクに置かないなどしました。
まあ、私の経験上、みなし残業で良かった記憶はありませんね・・・