独立後の値決めは高めの料金にするか、やらないことを増やすか

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会計事務所にいたとき月3万円で記帳代行と毎月打合せ(訪問or来訪)をしていました。
子会社経理を経て独立してからは、この路線を踏襲していません。
客層の問題で疲弊するからです。

 

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相場を気にする人ほどめんどくさい

「相場は~」「相場より高い」と口にする人ほどめんどくさい傾向です。

飲食店やホテルに行って、相場より高いから値切ることはしないと思います。

ですが、税理士費用は値切られることがあります。
「もう少し何とかなりませんかね・・」と。

飲食やホテルは高くても1回きりなのでそこまでの負担感はないのかもしれませんが、税理士費用は付き合いが長くなるのが一般的です。

少しでも固定費を抑えたいのは理解できます。

ただ、相場を気にする人ほどめんどくさい印象があります。

結局、比較したがる人だからです。

そういうタイプの人は、他と比較して自分が得したか損したかしか考えていません。

だから相場を気にしすぎるのです。

結局、満足できる価格は相場より安いくらいでフルサービスを受けることになります。

それって誰にしわ寄せがいくのか?
会計事務所や税理士であり、そこで働く方です。

私はそれが良いことだとは思えません。

 

途中から値上げは大変なので独立当初から値段を考える

2024年7月時点でいろいろなものが寝上がりました。

電気代が上がったので、もろもろ上がりますよね。

便乗で値上げしてしまうのも手ではあります。
税理士界隈ではインボイス導入の2023年10月頃に価格見直しをした事務所が多いかもしれません。

便乗値上げでどこまで上げられるか・・
私が思うに数千円くらいじゃないかなと(勝手な推測)。

元々安い料金でやっていたら便乗値上げしても安いままです。
しかも顧問先には「値上げした」と思われてしまうでしょう。

 

私は①価格を上げるか、②やらないことを増やして価格を下げる、ことをしています。

私は②が多めです。①よりも。

漫画家向けの料金設定は完全に②ですね。

個人の方向けサービス

打合せは年1(確定申告のとき)で問題ない方がほとんどです。
まれに法人化を検討されている方は打合せします。

チャットやメールでのやりとりで打合せもオンライン。

記帳代行でいただく資料も最初に決めているので、それをきちんと送ってもらう態勢を整えています。

何でもかんでも対応するよりも、対応しないことを増やす(変な言い方ですが)を増やすことも実質値上げに近いと考えています。

 

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