最初に勤務した税理士法人の近くを通ったので、思い出したことがあります。面接でまず聞かれたのが「どこに住んでるのか」ということでした。
雇う側の立場
面接の最初の質問で、自己紹介前に「どこ住んでるの?」という話になり、「近くていいね!」というやり取りをしたのを覚えています。
残業が多い事務所ならではの質問でしょうか。
繁忙期、終電もあるし帰宅準備していると、「まだ電車あるから、まだ帰らないでよ」と言われ付き合い残業したこともありました。私の終電時間を知っていることに恐怖すら感じます・・・(笑)
この手の事務所は、辞める前提で採用して残る人だけ残れば良い、というスタンスでもあります。
雇う側としても交通費を支給するので、近い方が安上がりですし、社会保険の算定に交通費も含んで計算しますので、近いほうが会社負担分も小さくなります。
従業員側の立場
長期間働くことを目指すのであれば、勤務地の重要度は高いです。
転職して、往復1時間短縮することができれば、1か月で20時間、自分の為に使える時間が増えるわけです。
家族との時間、勉強、読書、遊びなど選択肢が広がります。
自分に投資して、スキルアップも可能です。
繁忙期で残業続きであっても、勤務地が近ければ帰宅してから、体を休めることもできます。
転職を考えている方へ
やりがいや年収も大事ですが、通勤時間も大切です。
短期間でガンガンやって経験積んで、年収もぐいっと上げたい方もいれば、そうじゃない方もいるわけです。
生き方・働き方がますます多様化していくでしょう。正解はなく、自分で正しいと思った方向性に進んでいくだけなのかなと。
お金、時間のバランスも必要でしょうし、自分でコントロールできるのが理想ではあります。
【編集後記】
転職するのに資格は必要なのか、という話題からこのブログを書きました。資格を目指すようなので、応援しています。