社内税理士として働いています。なぜ登録しようと思ったのかまとめてみます。
社内税理士という言葉は造語。法的には開業税理士、所属税理士、社員税理士の3つ
専門学校のパンフレットなどには社内税理士として働く方が取り上げられたりしています。
税理士の区分は、開業税理士、所属税理士、社員税理士の3つです。
開業税理士と社員税理士は、どちらも組織の代表者です。
イメージとして、
開業税理士→個人事務所
社員税理士→税理士法人の役員
です。
所属税理士は、従事する開業税理士又は税理士法人が委嘱を受けた事案について、補助者として税理士業務を行います。
社内税理士は法律上存在しません。
私は開業税理士として登録しています。
税理士登録しようと思ったきっかけ
当初はサラリーマンとして、ずっとやっていくつもりだったので、登録しようとは考えてませんでした。
塩野さんのブログにも書いてあるのですが、サラリーマンとして働いていると税理士であることを忘れてしまう感覚です。
ホワイト企業だから、登録はしなくて良いと思ってましたが、ホワイト企業かどうかは別問題でしょう。
登録しておくと独立したくなったり、次の行動に移すときにフットワークが軽くなります。
登録費は自己負担が良いと思う理由
会計事務所であれば、登録料の肩代わりをしてくれたり、貸してくれたりすることもあるでしょう。
社内税理士にそのような制度は、無かったです(あくまで私のケース)。
自己負担が良いです。負担感はありますが・・・
その理由は独立したくなった時に、堂々と辞められるからです。
肩代わりしてもらっていたら、言い出しにくくなりますので。
会社とイーブンな関係でいたかったからです。
社内税理士のメリット
税理士だからといって、ヨイショしてくれない!
これは、私にとっては良かったことです。
先生商売ではなく、サラリーマンの肩書(マネージャー等)です。
税理士という資格に頼らずに社内で信頼関係をゼロから構築していく必要があります。
地道なことですが、良い経験になりました。
ヨイショしてくれませんが、決算業務を任せてもらたのは大きなメリットです。
会計事務所で、中小企業の決算・申告業務を一通り経験しているので、その規模が大きくなった感じです。
中小企業の決算業務とは違う点もありますが、一通り経験しているのは強みでした。
【編集後記】
娘がこの10日間ほど、ずっと鼻風邪ひいてました。とうとう保育園から発熱による呼び出しがありました・・・